粉飾決算は無くならない?

前回、カネボウ粉飾決算について少し触れましたが、

参考までに関係したブログを紹介。

恵比寿法律新聞

http://www.ebisunews.com/iceblog/2005/08/post_48f8.html


ここでは「粉飾決算は無くならない」と断言されています。

数年前、アメリカでエンロン社の粉飾決算が話題になりました。(下に関係するリンクを貼っておきます)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%AD%E3%83%B3

これを読むと、世界有数の会計事務所アンダーセンの悪行ぶりがよくわかります。

もはや犯罪者の集団と呼ばれてもしかたありません。

当然、この事件のインパクトは大きく、日本の監査法人も気を引き締めたハズでしたが、、、

粉飾決算は蜜の味。一度手を染めたら続けてやらないと辻褄が合わなくなります。

覚せい剤と一緒。

商法ができて数十年経ちますが、粉飾決算との格闘は永遠に続くものと思われます。

前回も書きましたが、本質的な問題として、監査法人は監査する対象の会社から報酬を受け取る訳で、

この関係がある限り、「公正な決算」など夢物語であると言えます。

実際、私達が目にすることができる決算書、そのほとんどはウソの記載がある、という人もいるぐらいです。

それを元に「この会社は伸びる」などと判断しては危険なのです。

あなたが見ている会社四季報のデータ、本当に正しい数字なのでしょうか?

ウソを見抜く目を養わないと難しいです。

株式評価額世界一を目指す!と高らかに宣言した社長はこんなことを言ってます。


「女性が化粧をするように、企業も化粧をしなければならない」

堀江元社長の言葉です。