三洋電機 決算4期分訂正へ

NY株が暴落し、胃が痛い思いをしている方々が結構いそうな今日この頃ですが、、、

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2/28 朝日新聞より抜粋

不正決算問題で揺れる三洋電機は27日、01年3月期〜04年3月期における子会社と関連会社の株式の損失処理額を見直し、計4期分の単体決算を下方に修正すると発表した。

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昨年末、粉飾決算が発覚した日興コーディアルグループは27日、2年半分の決算を訂正して、関東財務局に提出。詳細は触れませんが、こちらはかなり悪質なケースの為、東京証券取引所から厳罰が下される可能性が高く、最悪、日興株が上場廃止になるとのこと。

日興や三洋の例ばかりでなく、今、ここで企業会計の適正化に向けて努力しないと、世界のマーケットからソッポを向かれてしまいます。(現時点で既に冷ややかに見られていますが)

確かに赤字を発表するのは経営陣にとっては勇気が必要です。
そのことで大きなダメージをうけるのは当然です。
危険な会計をしているのを知っていても、自分がトップの立場にある時には、せめて穏便にすませたいと思うのでしょう。株主総会で追求されるもの嫌でしょう。自分の退職金が無くなるのは嫌なのでしょう。

でも、勇気を持って対応しないと、結局、問題を先送りするだけ。
日本の赤字国債も一緒。
みんな嫌なんです。自分がかわいいのです。
でも、誰かがやらなければ、変らない、、、
実際、そういう気概のある経営トップは皆無に等しい訳ですが、、、

先ずは旧経営陣の責任追及を厳しくやっていただきたい、そう思います。