教育の効用について

昨年あたりから、目立つようになったのはレアメタルの世界的な高騰による窃盗事件です。

新聞やテレビなどでも頻繁に報道されています。

レアメタルについて
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%EC%A5%A2%A5%E1%A5%BF%A5%EB

価格高騰の背景には、中国の産業発展が大きく関係しています。

そして、日本で起こるこれらの窃盗事件の多くが中国人グループが関与しています。

私は以前、「外国人というだけで差別はするな」という内容の日記を書いた訳ですが、

この中国人窃盗団については厳しく対応すべきだと思います。

今から、数年前、私は神奈川でアパート暮らし(姉と同居)だったのですが、

仕事から帰ってきた際、カギを開けてもドアが閉まったままでした。

ん? 開けたハズなのに、、、既に開いていた訳です。

部屋中メチャクチャに荒らされていました。

これが俗に言うピッキングか!

もう ひどいものです。

押入れから、引き出しから、開けられるものは全て開けてあり、

まるで台風が部屋に入ってきたかのようでした。

奇跡的に私の被害はなかったようですが、

姉の被害についてはわかりません。すぐに携帯に電話しました。

「俺だけど、部屋ピッキングされたぞ」

「あ、そう。あたし仕事まだあるからさ。どうせたいしたもの無いし。んじゃ。」

大物です(笑)

その後、警察に電話した訳ですが、

「本日、連続数十件のピッキングの被害あり、現場検証するにはしばらくお待ち下さい」

警察の方が来たのは2時間後。

はじめて生で耳掻きのでかいヤツ?(指紋を取るヤツ)を見ました。

しかし、警察を待ってる間の長いこと長いこと。

あまりに暇なので、荒らされた部屋をデジカメで取ってHPに載せちゃいました(笑)

結局、この窃盗団は現金や貴金属が狙いだったそうで、

私のアパートの被害額は0円でした。

しかし、姉よ、20代後半にもなって 貴金属の1つもないのか、と(笑)

ちなみに隣の若夫婦は時計と現金を取られてしまったそうで、、、

加えて、2階に住んでいた大学生兄弟は、しばらく旅行に行っていたらしく、

ピッキングされてから3日後に旅行先から帰ってきたそうです。

こ、怖いです。

これらピッキング団のほとんどは中国人グループの犯行によるものと言われています。

中国で技術を覚えて、日本にやって来るのです。

優秀な人材も多い中国ですが、同時に悪い人の数も多いので困ってしまいますね。

以前、こちらのブログに、

http://blog.goo.ne.jp/nammkha0716/c/c9a09e0a5a7ac3a87a90c2ada5d59146

地図が読めず、東と西の区別がつかなかった結果、

家に帰れないとう中国人男性の悲劇が載っていました。

ここで実感するのは「教育の大切さ」です。

今の日本にいると実感できなかもしれませんが、

昔から、日本人の識字率は諸外国と比べると高いと言われてきました。

明治維新後の急速な経済発展の原動力は識字率の高さにあった、とする説もあります。

加えて、教育水準と犯罪率の関係はある程度まで相関関係があります。
(ここでの教育は家庭での教育、しつけも含みますが)

生きるためなら、何をやってもいい、というサバイバルな状態では

窃盗をすることに罪悪感を感じるどころか、当たり前に盗む、という感覚が生まれてしまいます。

衣食足りて礼節を知る、と。

ある程度の教育を受ければ、窃盗しなくてもいいような、仕事につける可能性が高くなります。

余談ですが、現実的には、日本の小・中学生でやっている内容は、諸外国と比べると高いレベルにあります。

劇団ひとりが以前TVで話してましたが、

彼がアメリカの小学校に通っていた時、小学生で数の数え方を習っていたそうです。

単におもちゃの数を1つ2つ3つと数える訳です。

当然、劇団ひとりは簡単にできてしまう訳で、飛び級するような優等生扱いだったようです。

そして数年後、日本に変えてきた劇団ひとりは、、、めでたく不良の仲間入りとなりました。

ここで私は、諸外国と比べた日本の教育の優位性を述べている訳ではありません。

教育が充実することで犯罪率が低下する、ということを言いたかっただけなのです。

当然、他にもいくつかメリットがあります。主な例としては「生産性の向上」などがあげられます。

犯罪率の低下は治安維持にかける費用を抑えることにつながり、結果的に国家財政に寄与します。

当然、生産性の向上は国家財政にダイレクトに反映します。

こうやって考えると、教育を充実させることは、いいことづくめのようです。

しかし、どうでしょう?

近年の教科書の驚くべき薄さは。

小中学生の授業時間が減ったということもありますが、

同時にコスト削減も狙っているからではないでしょうか。

無駄な道路を作るより、教育にお金をかけた方がよっぽど国に対してメリットがあるのではないか、

そう思うさときちでした。