粉飾の手口、会計士が助言(足利銀行)

3/8 朝日新聞より抜粋

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一時国有化中の足利銀行が、破綻前の粉飾決算に関与して損害を与えたとして、当時監査を担当していた中央青山監査法人などを相手取って損害賠償を求めた証人尋問が7日、宇都宮地裁であった。出廷した原告側の現職の男性行員が、会計士から「将来の株価は誰にもわからない」と粉飾の手口について具体的に助言を受けたと証言した。

(以下要約)

監査法人や旧経営陣は01年3月当時1万3843円だった日経平均株価が5年後には2万5500円まで急上昇すると予想。5年間の株売却益が840億円に上るという楽観的な見通しを立てることで将来の利益を前提に計上する「繰り延べ税金資産」を膨らませ、実際に配当するだけの利益がないにもかかわらず、01年3月期に11億円を違法に配当したとされる。

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数ある国家資格の中でも難関とされる公認会計士

その資格をお持ちの方々が率先して粉飾をすすめています。

しかも、その根拠たるや、、、

逆に「誰にもわからないハズの株価を2万5500円と予想する根拠は何ですか?」

とお聞きしたい(笑)

なお、現在の日経平均株価は1万6700円前後。

ここで出てくる「繰り延べ税金資産」ですが、

もはや誤魔化しするために存在するかのようです。

数年間にわたり、利益が出ることを前提にしている制度ってどうなんでしょう、、、