中核都市でも医師不足
昨日の日記にも書きましたが、全国的な医師不足について。
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3/30 朝日新聞より
福島の中核都市、人口35万人のいわき市の病院が、医師不足の波に襲われている。
市立の総合磐城共立病院は、内科、外科、小児科など20以上の診療科を抱える。市内では最大規模の病院で、1日平均1300人の外来患者が訪れる。ちょっと体調を崩した人から救命救急まで幅広く受け入れてきたことから「何でも共立」と市民の信頼はあつい。
ところが04年から皮膚科は完全予約制に。さらに「再診のみ」といった制限は小児科、産婦人科など6科に広がっている。04年に120人いた医師が、いまは107人。この1年だけで6人減り、補充がままならない。
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ベット数でも東北で有数の共立病院。
その現状たるや、、、
割愛している記事中にもありますが、
『共立病院は拠点病院にもかかわらず、緊急の心臓手術もできない』
これが現実。
数年前、父が医師を確保する仕事をしていました。
何度も大学病院に足を運び、お願いをする訳ですが、、、
仕事の話は家でほとんどしない父でしたが、
出張から帰ってきた日は重たい空気が流れていました。
交渉が上手くまとまらなかったのだと思います。
山間部、過疎の村での医師不足はさらに深刻です。
自治体がいくら頑張っても、医者がやってこないのです。
国が、大学が、もっと医師の確保と派遣に真剣になってくれれば、、、
繰り返しますが、小児科、産婦人科医不足はもはや待ったなしのレベル。
県が県内出身の医者を頑張って育てようという運動をしてますが、
卒業まで6年。
今、まさに、この瞬間にも医師が必要なのに。。。
医者もまた人間。
自ら進んで過疎の村に行きたがるのか、と。
ごく稀に『赤ひげ』チックな人もいますが、
それは砂浜の中から真珠を探すような確率。
『格差社会』は何も収入面だけの話ではありません。
都市部と地方との間にも、まだまだ大きな格差が存在します。
そう言えば、全国的に選挙の季節。
政治的関心が極めて薄い私ですが、
自分の1票が何かの意思表示にならないか、そう思います。
【参考】
ある産婦人科医のひとりごと
http://tyama7.blog.ocn.ne.jp/obgyn/2007/01/post_d254.html