言葉の海に出かけると。
小さい頃から親戚の人に『大人の話をじっと聞いてる変わった子だね』と言われ続けてました。
自分でも小さいながらこの世の生き辛さを感じていたような気がします。
知らない言葉が出てくると常に質問攻め。
『辞書で調べなさい』
そう言われるので、必死にドラえもんの辞書と格闘。
、、、
、、、、
、、、、、
載ってない。。。
『辞書に載ってないよ、だから教えて?』
『それは大人になればわかることだよ』
何度も、何度も、そう言われると、最後は人間不信に。
親も先生も、大人は信用できない、と。
何か自分に隠し事をしているのだと。。。
それは自分が悪い子なのだろうか、
性格に重大な問題があるのだろうか、
自分は生きていていいのだろうか、、、
その時代にインターネットがあったなら。
そう思います。
初めて『はてな』に出会った時、気がつくと6時間たってました。
初めて『Wikipedia』に出会った時、気がつくと朝になってました。
言葉の海に身をゆだねる、知らない世界を覗いてみる、
自分の体と、膨大な言葉の世界が繋がっていくような感覚は
時間を忘れてしまいます。。。
今でこそ大人なので途中で『マズイ』と思いますが、
もし、小学生の時に インターネットがあったなら、どうだったのか?
想像したら怖いことに、、、
それはそれでよかったのかもしれません。