最後の言い訳
現在、さときちは中学生をメインに担当しています。
授業が終わった後、次回来る時までに宿題を出すのですが、
この宿題の出し方が非常に難しいのです。
簡単すぎてもいけないし、難しすぎてもいけない。
学校の行事予定や学校から出される宿題のことも考えながら決めないといけない訳ですが、
担当して初めの頃は、ちょっと少なめの量で様子をみます。
ほとんどの生徒はきちんとやっている訳ですが、
少数ではありますが、全くやっていない生徒も。
「どうしたのかな?」と聞くと、、、、
「学校の宿題が予想外に出て、、、」
「部活の練習で疲れてしまっって、、、」
そして言い訳のダントツ1番人気は
「やったノート(問題集)を学校に忘れた」
、、、
、、、
、、、
ホントは手をつけていないんじゃないかと(笑)
案の定、宿題と同じ範囲の問題を解かせると悪戦苦闘。
正直に「やってません」と言ってくれた方がよほどスッキリします。
生徒によっては、その言い訳のバリエーションの多さにこちらが感心してしまうこともあります。
私は宿題はわからなかったところは抜かしていいと言っています。
それが問題なのではなく、隠そう、言い訳しよう、という気持ちの方が問題なのです。
翻って大人の世界を考えてみると、、、、
何かを隠したいな、言い訳したいな、という気持ちが多くの問題を生んでいます。
最近のニュースだと不二家なんかもそうです。
そして自分自身も胸に手を当てて考えてみると、、、
生徒の言い訳に肩落とすだけでなく、
自分自身も襟を正さなければ、と思うさときちでした。