愛国心について
以前、あるテレビ局のニュースで「美しい国」のところだけを連続再生されてました。
ちょっとやり過ぎの感じもしますが。
(かなり悪意ある編集でしたw)
そんな訳で、今日のテーマは愛国心について。
現総理の重要政策の一つに「教育改革」があります。
教育再生会議、教育基本法改正などのニュースも頻繁にマスコミを賑わしている訳ですが
「愛国心」という言葉を法律に入れるかどうか?
この件に関しては相当モメていました。
文言1つでも、法律の印象は全く変ってきます。
結果的に改正時には愛国心という言葉は記載されませんでしたが
さときちはそれでいいのではないかと思います。
愛国心を教育することで、国が右翼化、軍国化することを危惧する方々がいらっしゃいますが、
この方達は現在の日本が他国を侵略する可能性があると本気で思っているのでしょうか?
それよりも、中国や韓国などの反応を気にして、そういう言葉を法律に盛り込むのは
ふさわしくない、ということで反対しているのではないでしょうか。
靖国問題と同様に。
時はさかのぼり、十数年前、、、、
あれはさときちが高校3年の時、
体育を潰して数学、それも微積分を1日4回授業、
というのが普通にあった訳ですが。
(今頃、未履修なんて騒いでる場合じゃないです。何を今更w)
クラス担任の数学教師が
「今日は緊急ホームルームをやります。テーマは愛国心。」
クラス一同 ? です。
普段、血も涙もないような授業をする先生が
いきなり授業を潰して愛国心?
今となってはその内容はほとんど覚えていません。
ただ、最後に、その先生が言ったことは覚えています。
「愛国心に関しては色んな意見があると思います。まさかもう一度戦争を!などと思っている人は
ほとんどいないと思います。愛国心というのは教えられるものでなく育むものです。
今、みんなはピンとこないかもしれませんが、大人になったらわかる日がきます。
今日は、貴重な時間を使ったのは、大切なことだからです。」
それを言われた時はまさしくピンとこなかった訳ですが、、、
今はわかるような気がします。
この「育むもの」という所がいかに重要か。
自分を大切にし、家族を大切にし、友人を大切にし、
それが地域を大切することにつながって、結果的に国を大切にする、と。
それは決して強制的に教えられるものでなく、育むものだと。
逆に言うと、自分を大切にできない人は、他人を大切にできない、
結果的には国を大切にできない、ということ。
十代の不幸なニュースに触れるたび、もっと自分を大切に、
と切に願うさときちでした。