教科書の薄さについて

2月なのに何なんでしょう、この暑さ!

寒い時に寒くないと商売は上手くいかないもの。

冬物の衣類、冬に食べる食べ物、これでは売れません。

今月の景気も上向きになりませんね、きっと。

さときちの地元は東北ですが滅多に雪降らないので
(2センチ積もると街じゅう大パニック)

あれですが。

よし、今年の冬はスタッドレス無しで行こう!


さて、この仕事を始めて約1年、

巷に言われる「ゆとり教育の弊害」に関して、

日々、リアルに実感しているさときちです。

この教科書の薄さは何なんでしょう?

もはや犯罪的とすら言えるのではないでしょうか、、、

例えば歴史の教科書。

そもそも現代史、特に第二次世界大戦後の歴史は

あまり興味深い内容が無く(生徒談)、人気が無い訳ですが、

だからといってあの内容の薄さは何なんでしょう?

これで生徒が国際社会についてマトモに考えることができるのでしょうか?

国際人を目指す? 笑わせないでいただきたい。 

国語教育をおろそかにし、歴史の勉強をおろそかにし、

小学生から英語?

国を潰す気か、と。

(すいません。異論はあると思いますが、、、あえて言わせていただきたい)

英語は単にコミュニケーションの手段であって、

英語ができる=国際人 な訳がない。

したがって、英語教育を小さいうちからやらせるのは、いかがなものか。

3歳児からの英語教育?

親の自己満足では?


教科書は倍の厚さにして、土曜は午後まで授業、

そのくらいの勢いでやっていただきたい。

例えば、歴史の現代史。

生徒に「俺に冷戦について説明してくれ」

と問いかけた時の答えの薄さ!

学校の先生がどこまで説明してるのかにもよりますが、

共産主義社会主義、資本主義、について基礎的な知識がないと、

冷戦に関しての答が非常に浅いものになってしまいます。

共産主義国家というのはある国が先頭を切って国家的な実験をした訳だが、その国とは? 
 そして、結果はどうなったと思う?」

すらすらと答えていただきたい。

そう思います。


現状を嘆くのは簡単。

それに負けず、せめて自分が担当した生徒には

払っているお金以上のものを身につけていただきたい。

今はピンとこないかもしれないことでも、

数年後、十数年後、わかる時がくるかもしれない、

そういう仕事なのだと。


さときち自身、早起きは苦手です。

でも、生徒の為なら頑張って勉強します。

今は感謝されなくてもいいんです。正直。

本当は目に見える結果(テストの成績や志望校合格)で感謝されるより、

その生徒の心に、何かを残せることが大切なのではないか?

生活の為はそうも言ってられないかもしれませんが、、、複雑です。

ずっと後に「あの時、あの先生はこういうこと言ってたな」

生徒にそう思っていただければいいんです。



さて、土曜日にフリースクール、というか、

強制でなく希望する生徒が学校に来て勉強している学校もありますね。

しかし、どうなんでしょう、この状況?

そして先生方を休ませる為に我々のような家庭教師に応援を頼んでいるケースもあります。

だいたい、現場の先生だって、雑務に追われて、

本来の教育に注ぐエネルギーが無くなっている訳でして。

学校の先生のうつ率の異常な高さ!
(うつは先生ばかりではないですが)

そういう意味では、我々の立場は教えることに全力を注げる、

という意味では恵まれている訳です。

なんだか今日は感情的に書いてしまった気が、、、

途中、文章のテーマがずれてるし(笑)

疲れてるからかな?

1月2日から休み無し。

この先も1ヶ月間休み無し。

、、、

3月下旬、旅行に行くのを楽しみに頑張ります。



P.S
実際問題、中学生に「共産主義の特徴の1つとして生産手段の私的所有の否定があげられる」と言っても理解してもらえるか微妙です。イデオロギーについて考えるのは大変かもしれません。これが共産主義の別な特徴、例えば「工場で同じ仕事している人は同じ給料もらえます。Aさんはマジメに働いて月20万もらえます。Bさんはサボリながら働いて月20万もらえます。自分がAさんだったらどうする?」これだったら答えてくれるかな、、、でも「Bさん殴って、5万パクる」とか答えられたら嫌だな、、、温厚な私でもキレそ(省略)