文章の好き、嫌いについて
山形浩生 の「経済のトリセツ 〜生産性について〜」
http://d.hatena.ne.jp/wlj-Friday/20070211/p1
という記事がありました。
おもしろそうなのでさっそく拝見。
内容的には「生産性」の考え方を、具体例を盛り込んでわかりやすく解説してあり、
申し分のないものでしたが、
いかんせん気になるのは、その文章の文体(口調)。
『無知蒙昧なお前らに俺様がここまで詳しく解説してやるぞ、どうだ親切だろう?』
という感じなのです。
どうなんでしょう、この俺様的文章。
この方には大変申し訳ないのですが、
個人的にはあまり好ましいものではないです。
加えて記事内にある「卑賤な職業」という表現、これは著者が本当にそう思って書いているのか、
それほど深い意味を持たせずに使っているのか、真面目な方は本気で怒りそうな表現です。
この手の文章は、いわゆる「プレイ」的な要素があり、
作者としてはある種のサービス精神を発揮しているつもりなのでしょうが、
かなり鼻につく文章だなと感じる人、多いのではないでしょうか。
プレイを理解した上で、ニヤニヤしながら読める人はそれでいいと思いますが、、、
(著者もそういう人だけ読んでくれればいいと思っていると思われます。過去の著作からして読者を挑発的するのが好きな人のようです)
せっかくいいもの書いてるのに残念です。
文章は、例えそれが悪ノリ的文章であっても、
読んでいて不快感が出てしまうのいかがなものかと思います。
本当に内容は申し分ないのに、、、
もったいない。
そんな訳で。
さときちもたいした日記を書いている訳ではないのですが、
注意しないといけないな、と思いました。