人気の宿

思いのほか忙しくなった春休み。

3年生が抜けて稼動半分ぐらいかと思いきや、休みはほとんど無し。

エンジン交換代プラス5月に車検。

おまけに春は税金の季節。

頑張らねば。。。

しかし、一度『旅行に行く!』と決めたからには意地でも行きたい。

幸い、仕事の調節が効くので、料金設定が高い土曜日は避けられる!

土曜日以外に宿泊、浮いた分は食事にまわす、と。

しかし、3月25日に輪島に行きそうだったことを考えると、

地震の心配のないトコの方が、、、

という訳で伊豆(矛盾)

じゃらんを中心に探すこと2時間。

相当調べました。

そこで人気の宿の凄さを目の当たりに。

料金お一人様2万円以下で人気度ベスト5に入る宿など、

平日2ヶ月先まで一杯。

かなり手厳しい『じゃらん口コミ評価』において総合4.8をマーク(最高で5)

そりゃ予約取れない訳です。。。

以前より、不景気が叫ばれる宿泊業界ですが、

こういうトコは関係ないようです。

まさに『勝ち組と負け組み』がはっきりしています。
(この表現、個人的にはあまり好きではないのですが)

以前、経営難に悩む温泉街、稲取温泉が観光協会事務局長を公募して話題になりましたが、

大激戦の選考の結果、とある女性の方に決定。

こういうサービスは女性の目が厳しいです。

ネットの投稿欄なぞ『二度と行きません』 『嫌な気分しかしませんでした』

などど書かれたりしてます。(私は気が小さくてそこまでは書けません)

そんなの見たら、誰が予約などするのか、と。

逆に考えると、これらの意見を反面教師として参考にすれば、

繁盛する宿ができるのでは? (物凄く単純な発想だなw)

しかし、天然露天風呂とか、部屋からの景観、などというものは

ある程度立地で決まってしまう訳でして。

掃除と料理、備品のチェックと接客は努力で何とかなります。

この『努力で何とかなる』部分を改善すれば、

かなりお客さんは満足するようです。

投稿欄に『眺めはもう一つでしたが、○○はよかった』と書かれたりしているのを見ると、

人間の満足度について考えさせられます。

最低限『掃除』と『接客』をきっちりやるのが大切なのだと思いました。

その上で他のサービスに力を入れていく、と。

実際、その『掃除』と『接客』ができていない宿がいかに多いか!

私は、一人で出張していた時、

急に宿泊しなければならなくなり、地元の観光協会に電話、

民宿や旅館に泊まったなどということもあったのですが、

中には、とんでもない宿がありました。

ああ、、、思い出した。

あの恐怖の一泊はいまだに冷や汗が、、、

そんな訳でして。

しかし、何時間調べても男の1人旅コースなぞ皆無(ビジネスホテルは除外)

宿泊業界の皆さん、ここにニーズがありますよ!
(儲からないからダメか、、、)

こういう少数派のニーズを汲み上げるのってどうですかね?

いや、少数派過ぎるのか。。。

以前、テレビで、電車好きが集まる宿、というのをやっていて、

その宿の宴会場には、大きな模型電車を走らせるコースがありました。

宴会終了後、宿泊客が電車を持参、

皆で集まって、楽しそうでした。

皆さん、趣味で集まった仲なので結束も固いようで、

『毎年、ここでこの日に集まるのを楽しみにしてるんです』とのこと。

問題は年間通してお客さんが来てくれるのか、ですが。

ニッチになればなるほど固定客は掴めますが、

宿は年間通しての部屋の宿泊率が勝負。

ニッチ度と宿泊率が反比例の関係にあれば、経営難になる訳でして。

こう、なんというか、ニッチ度と宿泊率が比例する術はないものか、と。

簡単に思いつかないな(笑)


ともあれ、こういうのは想像しているウチは楽しいですよね。

よーし 5月に連休取るぞ。