PISA型読解力とは?

4/22 朝日新聞より抜粋(一部要約)

PISA型読解力とは、15歳対象の国際的な学習到達度調査のこと。経済協力開発機構が3年に一度実施している。「読解力」が00年の初調査で8位だったのが、03年の調査では14位に後退している。PISA型読解力は文章や図表から情報を読み取るだけでなく、解釈したり意見を論じたりする力も含みます。文部省もPISA型読解力を上げるプログラムを作成して対応に乗り出した。具体的な授業として、ある寺について書いた手紙を教材にし、文章で書かれている場所や交通、歴史、寺の中の建物や釣り鐘などの説明が、なぜこの順番で書かれているかを考える、というもの。わかりやすい順序で資料を作る力は、実生活でも生かされる能力です。

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はからずも私の授業スタイルと似ています。

問題は時間がかかる、ということ。

学校の授業時間が減っている現在、この手の授業を準備して実施する余裕など、現場にはありません。

余計な雑務が多すぎるからです。

だから、親が何と言おうが、私がやります。

生徒にしつこく修学旅行のことを聞くのもその為です。

旅行前、旅行後、細かく質問攻めにします。

いつ、どこで、だれと、どんなことをしたのか?

一番印象に残ったのはどこか?

地図帳を用意して、もらったパンフレットを持ってこさせ、

何回も何回も、質問します。

私の頭に、生徒の楽しかった旅行が映像化されるぐらいに説明を求めます。

国語力が無い生徒も、楽しかったことなら一生懸命説明しようとします。

ひとつひとつにうなずき、感心し、共感する。

そして、その上で 『いい旅行だったな』 と。

単に『修学旅行お疲れ様。では気分を切り替えて授業に入ろう』

間違ってもそういう教師になりたくない、そう思います。