2009年 裁判員制度施行の前に

どうしても『陪審員』と言ってしまう私。

ネットで調べてみると、

裁判員の類似制度として陪審制と参審制があり、

陪審制はアメリカ、イギリス、

参審制はフランス、ドイツ、イタリアで行われている。

とのこと。

日本の裁判所では2009年に向けて様々な準備が。

そもそも日本人にこの制度は合うのか合わないのか。
(数年間だけ実施した過去が)

でも、裁判を人ごとだと思っている多くの日本人にとって、

いい機会になることは確か。

先日、書店に行ったら、裁判関係の本で目に付くものがあったので紹介。


裁判官の爆笑お言葉集 (幻冬舎新書)

裁判官の爆笑お言葉集 (幻冬舎新書)


判決文は、法律用語の無味乾燥なものばかりではないことがわかります。

特に、男女間や親子間の事件の判決文の中には、

裁判官の人柄をあらわすような、言葉が。

あらためて『言葉』の重要性を認識しました。

罪を犯した人に、届く言葉を。

心に響く言葉を。

その願いが込められています。

不覚にも目頭が、、、

人を殺めるのも人間なら、人を救うのも人間。

救いは神の専売特許ではないのです。



そしてもう一冊、

前作『裁判長! ここは懲役4年でどうすか』に続く第二作


裁判長!これで執行猶予は甘くないすか

裁判長!これで執行猶予は甘くないすか



世の中には変わったマニアがいるもので、この著者もそういう人。

記憶が正しければ、この著者は色んな雑誌で書いており、

以前より、その切り口は独特のものがありましたが、

このシリーズでやっとブレイクしたようです。

おめでとうございます。

やはり、人になんと言われようとも、一つのことを追求すると、こういう結果になる、と。

しかし、傍聴マニアってどうなんでしょう?(笑)