2009年 裁判員制度施行の前に
どうしても『陪審員』と言ってしまう私。
ネットで調べてみると、
参審制はフランス、ドイツ、イタリアで行われている。
とのこと。
日本の裁判所では2009年に向けて様々な準備が。
そもそも日本人にこの制度は合うのか合わないのか。
(数年間だけ実施した過去が)
でも、裁判を人ごとだと思っている多くの日本人にとって、
いい機会になることは確か。
先日、書店に行ったら、裁判関係の本で目に付くものがあったので紹介。
- 作者: 長嶺超輝
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2007/03/01
- メディア: 新書
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判決文は、法律用語の無味乾燥なものばかりではないことがわかります。
特に、男女間や親子間の事件の判決文の中には、
裁判官の人柄をあらわすような、言葉が。
あらためて『言葉』の重要性を認識しました。
罪を犯した人に、届く言葉を。
心に響く言葉を。
その願いが込められています。
不覚にも目頭が、、、
人を殺めるのも人間なら、人を救うのも人間。
救いは神の専売特許ではないのです。
そしてもう一冊、
前作『裁判長! ここは懲役4年でどうすか』に続く第二作
- 作者: 北尾トロ
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/04
- メディア: 単行本
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世の中には変わったマニアがいるもので、この著者もそういう人。
記憶が正しければ、この著者は色んな雑誌で書いており、
以前より、その切り口は独特のものがありましたが、
このシリーズでやっとブレイクしたようです。
おめでとうございます。
やはり、人になんと言われようとも、一つのことを追求すると、こういう結果になる、と。
しかし、傍聴マニアってどうなんでしょう?(笑)