全国一斉 学力テスト
昨日、色々と物議を醸し出しているテストが行われました。
個人的には『拒否』する理由がわからないのですが。
『自分の学校のレベルが低いのがバレてしまう』
そんな校長に教育者としての資格無し。
韓国のような加熱教育は問題ですが、適度な競争原理は必要なハズなのに。。。
いや、これは『競争』ではなく、学力を知る『客観』なのだと。
それに気づかない校長。
あなたはいったい何年間、教育者をやってきたのか!
即、免許剥奪でもいいくらいです。
市内のある校長なぞ、親からの『どうしてウチの中学はこんなにデキが悪いのですか?学校側で対策はとってないんですか?(複数の学校の生徒が集まる塾での成績を受けて)』
と言われ、
『ウチは他とは違います。ゆとりですから』
、、、
、、、、
、、、、、
本当の話です。怒りついでに実名書きたいぐらいですが、
大人の判断でやめておきます。
ちなみにココの学校は、ある部活が全国大会レベル。
そこに周りの目を持っていき、学力から目をそらそうとしています。
勉強も部活動も、両方頑張ってこそ、バランスの取れた人格が形成されるというのに、、、
残念ながら、私立がない地方の子供にとって校長は選べません。
そういう学校に通わせている方、あきらめるしかないです。
残酷ですが。
学力フォローは塾やその他の教育産業に頼るしかない、それが現実。
私はいいんです。それが生活の糧となりますから。
しかし、塾や家庭教師を頼める経済的余裕がある家庭ばかりでないのです。
いかなる家庭環境の生徒でも、一定以上の学力をつけさせるのが公立学校の使命。
それなのに、校長がコレでは。。。
学力テスト:小6、中3対象に3万2700校で始まるhttp://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070424k0000e040033000c.html
気になるのは国語の成績。
間違いなく壊滅的な成果が出るものと予想します。
(実際はデキのいい子と悪い子の差が大きい、二極分化が進んでいるというデータが出そうですが)
むしろ、『国語がヤバイ』という結果でないと困ります。
そして日本全体が、親が、教師が
『国語の力の大切さ』に目覚めて欲しい、そう思います。
そして、以下のような検定試験などを積極的に受けてくれるようになれば、、、
国語力検定(今年7月スタート)
http://www.zkai.co.jp/kentei/index.asp
今の授業数の少なさからいって、
小学校1・2年生の授業は国語と算数のみ、
極端ですが、そのくらいでいいぐらいです。
現場の先生方は気づいているはず、、、
いや、文部科学省でも数年前から気づいているはず。
ならば何故、もっと早く手を打たなかったのか。
何故、現場の先生にナンセンスな書類を書かせるのか。
あんなものに時間を取られたら、本来の授業に費やすエネルギーを奪われてしまいます。
私が尊敬する恩師、現在、小学校の校長ですが、
以前、国語力低下について意見を聞きました。
現場では相当前から把握しているとのこと。
しかし、様々な障害があり、対策が進まない、
でも、校長になった今、自分ができることをやっていく、とおっしゃっていました。
50歳を過ぎても自ら教壇に立っている先生。
溢れる情熱は、20年以上たった今でも衰えていませんでした。
以前、話した際『そう言えば、今度取材あるのよね』
と言ってましたが、先日の新聞に記載されていました。
(こちらは実名で載せます)
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永戸小で「子ども読書の日活動」
○…4月23日は「子ども読書の日」。市内の全小・中学校では朝や昼休みの時間を活用して絵本の読み聞かせ会などを行い、児童生徒の読書意欲の醸成を図った。 ○…「子ども読書の日」は平成13年に公布、施行された「子どもの読書活動の推進に関する法律」に基づいて制定された。これを受け、市内の小・中学校でも毎月23日を中心に全校一斉の読書活動に取り組んでおり、「子ども読書の日」の同日は各校が特色を生かした活動を展開した。 ○…永戸小(丹美枝校長)では午前8時から、高学年児童が読み手を務める絵本の読み聞かせ会を実施した。同小では本年度から、学年の枠組みを取り払った縦割りの3班を編成し、さまざまな活動に取り組んでいる。今回も各班の5、6年生が幼いころに読んで心に残った絵本を持ち寄り、下級生に読み聞かせた。 ○…このうち「ゴールデン」班では、班長の猪飼碧さん(6年)が「もりのアイスクリームやさん」、合津政紀君(5年)が「もりのおかしやさん」を披露した。班の仲間は2人の熱心な読み聞かせに耳を傾け、豊かな感性で物語の世界に想像を巡らせていた。
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こういう良心的な先生、熱意ある先生の影響が、全国的に広がってくれないかな、
そう思います。
【追記】
全国紙にはテストの問題と回答が掲載されていました。
お昼から仕事ですが、その前にさっと目を通しておこう。
しかし、気になるのは朝日新聞の社説。
この論説委員の言ってることって、、、
だから学力バカは嫌いなのです。
現場を知らなすぎる。
即刻、都市部の底辺校で3年ぐらい修行してこい、と言いたくなります。
そういう人たちが『世論誘導』する訳ですから、日本の未来たるや、、、
もっと、もっと、皆さんが自分の頭で、自分の言葉で考えるようにしていかないと。
【追記2】
ざっと小・中の国語のみ目を通した感想。
くしくも3日前の日記に書いた『PISA型読解力』を試すような問題が。
この力なんです、現場で不足を感じるのは!
どんどん話して、どんどん説明させる、
そのことでしか、本質的な国語の力、コミュニケーション能力は育まれないのではないか?
この問題を見るにつけ、
上記『国語力検定』の存在意義は大きいのではないか、そう思います。