『読み・書き・そろばん』の大切さについて

かなり量があるブログですが、
その中から『読み・書き・そろばん(計算力)』の大切さに触れている部分を抜粋。(一部要約)


【月刊家庭教材】はつらつ学習社
http://3kensya.blog3.fc2.com/blog-date-200610.html


教材売ってる会社のようですが、ブログ読んでるだけでも参考になります。

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【本当の学力をつける】

小学生の学力低下が話題になっているのをご存じですか?

週5日制、教科内容3割削減などで、かねてより学力不安を
うったえる声が聞こえていましたが、文部科学省が2002年に
実施した「全国学力調査」において、算数をはじめとして、
小、中学生の学力低下がみられる結果が出ました。

学力低下が原因で『いじめ』『不登校』『校内暴力』などが
社会問題になっています。そこで文部科学省
ゆとり教育」から「学力向上」へと方針を変えました。

学力低下、わが子は、無関係?】

東京大学臨床総合センターが2002年、関東地方で調査

小学生6200人に実地した東大の調査でも、
算数の学力の大幅ダウンがあきらかになっています。

でも、「うちの子だけは、大丈夫」と思っている お母さんが86%もいます。

(2002年全国珠算教室連盟調べ )


【国語の学習法で『三読法』について】

『三読法』
1、通読‥まず、文章全部を読んで、登場人物や
  文章の展開を読みとります。
2、精読‥次に、段落ごとにくわしく読みとる。
3、味読‥最後に、もう一度文章全部を読み、まとめをして
  感想を持てるようにする。(口頭で聞く、感想を書いてみる)

この学習の流れは、授業で教科書の文章を読み取るときの
先生の教え方のひとつで、もっとも基本的な学習方法です。

●自然と文章を繰り返し読むことになるので、
より内容を正確のつかむことができます●

確実に【読解力】アップにつながります。

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数ヶ月前の新聞に高校3年生の全国学力調査の記事が記載されていました。

国語、特に古典の学力が以前と比べて顕著に下がっているとの結果でした。

思えば、市内の私立高校(受け皿校でなく進学校)の受験問題、

今年の古典の問題なぞ、一回読んだらほとんど悩まずに内容がわかってしまい、

問題も非常に簡単なものでした。

中学1年生でも普通の現代文の国語力を持っていれば、正解率8割は超えるのではないか?

この仕事をはじめてキャリアは浅い私ですが、この問題の簡単さには呆れました。

同僚に聞いたところ、『授業数が減ってるから難しいのは作れない』とのこと。

これが『ゆとり教育』の実体なのか?

私の生徒には徹底して音読、特に古典は冒頭部分以外も暗唱してもらってます。

何度も、何度も繰り返し。

こちらも何度も何度も読み聞かせ。

はっきり言って相当疲れます。

音読30分、真剣にやったら正直、こちらはぐったりです。

あわせて、忍耐も必要です。

決められた時間内に問題を多く解きたい、その気持ちを我慢。

読めなければ、全ての理解はストップしてしまうのですから。。。

頭がやわらかいうちこそ体に叩き込んで欲しいのです。

そもそも大人の私でさえ、音読プリントを読んでると、頭が覚醒してきたような感覚が。

体で、日本語のリズムを覚える、

古典の成績を上げるには『抵抗感』を無くすこと。

読みがスムーズなら、意味や文法もすっと頭に入ってきます。

『教科書の朗読の時間、手を挙げてみろ、キミはもう、教科書見ないで暗唱できるハズだ』

どんなことでもいい、

少しでも生徒には自信をつけて欲しい、そう思います。