ヤマダ電機:公取委が立ち入り
ヤマダ電機:公取委が立ち入り 従業員派遣を業者に強要か
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070510k0000e040088000c.html
以前の日記で、ヤマダ電機に対し、経済産業省と環境省が家電リサイクル法違反の疑いで調査している件について書きましたが、
今回は、、、
最も競争が激しいと言われるこの業界。
それを勝ち抜くには、この手の手法は常套手段なのか。
広告代理店がクラアイアントの新規店舗オープンの手伝いさせられるようなものか?
そういうのとはちょっと違うような、、、ヤマダ電機、確信犯的なだけに悪質です。
以前も書いたように思いますが、もう、この業界は限界なんだと思います。
今までの手法では、どこかに無理がきます。
現場で働いている人達、人間なのです。
『価格では1円たりとも他店に負けない』
その志は評価してもいいですが、
その陰で、何をやってもいいのか、と。
このあたりで労働問題やコンプライアンス問題(個人的にはこの言葉、好きではありませんが)に真剣に取り組まないと、会社としてマズイような気がします。
今までは、『スケールメリット』を活かし、安い価格をアピールする商売をしてきました。
もう、その考え方を変える時期にきているのではないか?
個人的には『モノには適正値段がある』と考えます。
安すぎず、高すぎず。
『適正』って何ですか? 誰が決めるのですか? という意見もありますが。
17世紀のオランダ
チューリップの球根1つの値段が4000万円(今の日本に換算)に跳ね上がりました。
その後、急落。
オランダ経済は長期の低迷期に入りました。
これが世界初のバブル崩壊です。
誰もがこの『実体を越えた』値段のおかしさに気づいたからです。
(その後、世界経済の中心はロンドンへ)
一方、ちまたでは100円ショップが花盛りです。
ほとんどは外国製。
考えてしまいます。
結局、我々消費者が『購入』という『消費行動』でき企業側にアピールしていかなければならないのか、、、
『安いから買う』
これのどこが悪いのか、と言われそうですが、、、
初めのヤマダ電機が公取委立ち入りの話からズレてしまいましたが、
『モノの値段』について考えてしまいました。