ニュース時事能力検定

今年はプチ検定ブームのようです(笑)

先日の毎日新聞にも広告がありました。


ニュース時事能力検定
http://www.newskentei.jp/


『これ持ってると就職に有利だから』とこれらの検定試験を受けるならば、

それに、いったい何の意味があるというのか?

この検定試験、私は否定はしませんが、肯定するにあたっては疑問が。

ニュースを読み解く力、それ以前の人が多いのではないか?

基本的な語彙の力、読解力が無いにもかかわらず、

表面上だけを追いかける思考になってしまわないか?

これが将来、いかに危険か。。。

私の担当する生徒には、深い思考を身に付けてもらいたい。

あらゆることを、自分の言葉で説明できるような。

物事を説明してもらうとき、自信が無くて声が出ない生徒、多いのです。

『君、俺は完璧な説明を求めているのではない。自分の言葉で思うところをはっきり声を出して言ってみろ。内容が的を得ているかどうかは二の次なんだ』

と言ってます。

昔、働いていた会社でのこと。

朝に全社員の前で『3分間スピーチ』をやっていました。

担当は全社員の持ち回り。

私は全然緊張しなかったのですが、コレを相当嫌がる人が多いことにびっくりしました。

数日前からソワソワしはじめ、中には当日会社を休む人も。

これが現実。

目の前に何万人がいようと、自分の思うところを堂々と述べる。

大事なことだと思います。