トイレを借りたその隙に
先日、ある生徒宅での話。
私は、常にカバンを2つ持参しています。参考書をたくさん持参していきたいからです。
移動は車なので、車の中にもたくさんありますが。
ある生徒宅で東大の入試問題をやってもらっている間、
『ちょっとトイレ借りるな』と退席。
数分後、戻ってきたら、この状態に。。。
めったに声に出して笑わない私、
この時ばかりは、、、不覚。
参考書を右から順番(学年ごと)に並べ、
最後は赤本の前に、、、
生徒にしてやられました。
この手の『遊び心』大好きです(笑)
ちなみに、こういうセンスは感性というか、国語力というか、
ノン・バーバル・コミュニケーションというか、
結構、それなりの能力が無いと生み出せないような気がします。
1年以上不登校のこの生徒。
ここまでやるなら、頑張って欲しいですね。
なお、一番右にある『日能研 1行計算問題集 マスター1095題』
コレは歯ごたえがある問題集。
何かの我慢大会か、と(笑)
私も初めは『!』と思いましたが、今は楽しんで解いてます。
【追記】
メールで『本当に中学生に東大の入試問題をやらせているのですか?』との質問がありました。
本当です。
中学生でもできる問題があります。
そして『やらせている』ではなく『自主的にやる』ように持っていっています。
『俺、調べならがやればできるじゃん!』
そういう自信をつけてもらいたい。
徹底的に調べる、考え抜く能力を磨いて欲しい。
中学生でも、教科書、資料集、地図帳、国語辞典、一般常識、雑学、これらを駆使すれば完答できる問題があります。
先入観にとらわれているだけです。
<赤本の解説の中より抜粋>
本学の問題はけっして難問ではない。高校の授業で扱われる、ごく基本的な事柄を中心に出題内容が選ばれている。出題範囲も偏りが無くバランスがとれている。しかし、このことは高校で学ぶべき基本的な内容を確実に理解していること、学習範囲に手薄なところがないことが要求されているのである。ごまかしや、はったりがきかないことは、考えてみれば大変なことなのである。