『看板を背負う』ということ。

本日は非常にリアルな話を。

大きな会社ほど『看板』は大きいもの。

世間的には看板の大きさが安心感に繋がる訳でして。

しかしながら、一例をあげれば、

それを逆手にとってとんでもない失礼な態度で取材をしてくるマスコミ関係者も多いわけで、困ってしまう場合も多いのですが。

話は子供達の世界へ。

地元のスポーツ優先公立高校。

この高校は生き残りの為、数年前から『スポーツ重視』という方針を明確に打ち出しています。

結果、15年以上前の合格ラインの6割程度でもスポーツの成績がよければ、推薦で入学可能となっています。

OBの方々は苦々しく思っているのではないでしょうか。

大学進学実績なぞ、考えるに値しません。

スポーツ絡みがほとんどですから。

本当に、学力は捨てたようです。

これもまた少子化の時代に生き残る術。

否定はしません。

さて、この高校で、数週間前、

ある特定の中学校からスポーツ推薦で入学した生徒が複数人同時に退部届けを出したそうです。

これは完全に『ルール違反』に該当します。

この複数の生徒は全員、同じ部活。

その才能を推薦というかたちで評価されて入学したにもかかわらず、

夏前に全員退部。

来年度からこの中学校からのスポーツ推薦は完全に絶たれてしまう可能性は大だと思います。

これは当然、高校の指定校推薦にも言えます。

はっきり言って、これは非常に『おいしい』制度です。

校内推薦を勝ち抜けば、相当な確率で合格します。

しかし、進学した生徒の素行が悪かったら、、、

つまり、『推薦』というのは『その学校の看板を背負っている』ということ。

15歳だから判断が甘かった、では許されません。

後輩達にどれだけ迷惑がかかったことか!

それを判断できない程度の頭の持ち主だったのでしょうか。

理由?

そんなものは不問です。

大人の社会においては完全にアウトの世界です。

退部した生徒達、自分達のしたことを少しでも後悔しているのなら、今後はしっかり勉強に励んで欲しいと思います。

(実際には、かなりの確率でグレてしまう訳ですが、、、)