疑惑の判定? 〜広陵 対 佐賀北 甲子園決勝にて〜

先日、試合直後にブログをアップしました。

そこで『審判の判定に疑問が』と書きましたが、、、

私の目からみても、この日の主審のストライクの判定はブレがあったと思います。

試合直後のインタビュー

広陵の中井監督は、長い沈黙の後、

高校野球は勝った方が強い、ということなのでしょう』

というコメントを残しました。

これは、どう考えても『審判の判定に怒っていた』以外の何ものでもないな、と。

その怒りを飲み込んだコメントだったのだと。

しかし、そこは人間。

おそらく、朝日新聞以外は記事になるだろうと予測。

本日、早起きして『日刊スポーツ』を購入。

ひたすらサッカー特集(笑)

8・9面になって、やっと高校野球の記事が。

広陵 中井監督 判定酷すぎる。高野連に辞めろと言われれば辞める』

『あの一球は完璧にストライク』

これに対し、高野連が今日中に処分は決定するとのこと。

とくダネのコメンテーターのブログにも同様の記事がありました。

たった一球で、流れが変わる。

そこに野球の面白さと残酷さが凝縮されており、

だからこそ魅力があるのだと。

しかしながら、高校野球は一発勝負。

一球の重みが違います。

プロでさえ、疑惑の判定などしょっちゅうあります。

ポールまわってないホームランなど、即ビデオ判定すべし、

という気もするのですが。

今回、広陵の監督は、選手達の無念さを一人で被るつもりだったのでしょう。

この種の判定は、選手達の心に長らく影を落とすかもしれません。

結局、『どっちを応援するか』によって、

ストライクがボールになり

ボールがストライクになるもの。

人間の主観とはそんなものです。

野球のストライク判定に例えば三次元測定器であるとか、

そういうものを導入するのは『なじまない』と思います。

(実際、テニスにいたっては、ライン判定に高度な計測機械が導入されていますが)

審判もまた人間。

しかし、負けた方の立場からすると、

『誤審がドラマを生む』などというのは勘弁してくれよ、と。

広陵の選手達、無念だと思いますが、

私は優勝の価値があったと思います。

胸を張っていいと思います。

18歳の、このひと夏の経験が、

必ず今後の人生に活かされることを願っています。


【参考】

ヤフーの知恵袋にて

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1312545153