<妊婦搬送>大阪でも19病院拒否、自宅で出産

大阪でも19病院拒否、自宅で出産 06年7月

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070907-00000136-mai-soci


この厳しい現実。

安心して子供を産める仕組みづくり。

大切なことだと思います。

関連して、、、

9/7 朝日新聞より抜粋

                                                                                                                                                        • -

『妊婦搬送にドクターヘリ』

医師を乗せて救急患者を運ぶ「ドクターヘリ」。交通事故など、けが人の搬送はもちろん、妊婦の受け入れ先が見つからないケースが相次ぐなど、周産期医療の不安が高まる中、搬送地域を広げる手段として期待されている。全国の自治体に整備するため、6月には特別措置法も成立した。<ドクターヘリ特措法>

ヘリコプター導入の際、国が費用の2分の1を補助するほか、民間からの基金を利用できる。ただ、一基で年間2億円程度の運航費用がかかる為、導入に二の足を踏む自治体が多い。施行後3年を目途に、公的医療保険の適用など、広く負担を求める仕組みを検討することも明記された。

                                                                                                                                                        • -

この高額な運航費用。

小さな自治体では、それこそ清水の舞台。

複数の市や町や村が共同して、というかたちも。

私の記憶が正しければ、

近畿地方にそういう連携の話があったような、、、

上記新聞記事の最後には、

医師不足が深刻な東北地方をモデルに、周産期医療の搬送ネットワークをつくり、そこにヘリコプターを活用できないか検討する予定だ。』

とあります。

前日のブログで秩父市の医師の卵への奨学金の例を紹介しましたが、地元に医者が常駐してくれれば、4600万円など安いもの。(条件つきで、この奨学金の全額が自治体負担となります。)

本当に、現状は深刻なのです。

都市部と地方の格差。

『不便だとわかっているなら、はじめから田舎は住むな。』

正直、そう思っている人も多いのでは?

都会の論理と違う世界があることを、もっとたくさんの人が知って欲しい。

そう思います。


【参考】

出産難民とは?

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%87%BA%E7%94%A3%E9%9B%A3%E6%B0%91


周産期死亡率

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%91%A8%E7%94%A3%E6%9C%9F%E6%AD%BB%E4%BA%A1%E7%8E%87