ネアンデルタール人の埋葬

今から4万5千年前

人類の祖先といわれるネアンデルタール人は、

お墓に花を捧げたそうです。

ある発掘によって、墓の上から花粉が見つかったことからそう言われています。

『人を人とは思わない』

そんな聞くに堪えないニュースを耳にするたび、

我々の祖先、文化的には今とは比べ物にならないぐらいだったにもかかわらず、

『死者を敬う』 『大切な人を敬う』 そんな気持ちがあったのに、と。

そんなに大それたことではない、

自分の命と、家族の命を大切にする。

ちょっと深呼吸して、自らの胸に手をあててみる。

『今の、この、呼吸している、生きている自分』を実感することで、

もっと人に優しくなれるのではないか、と。

生まれてきただけで、本当はもの凄く幸運なんだと。

安易に人を殺める、自らの命を絶つ、

その前に、少しだけ『生』に感謝をしてみる。

人間、ちょっとしたきっかけで気が晴れるもの。

私も日々、悩み事は尽きませんが、

そうやって生きていきたいと思います。