飯島秘書 小泉氏に辞職願

飯島秘書 小泉氏に辞職願 不仲・福田氏支持に反発か

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070915-00000052-san-pol

小泉チルドレンに担がれても、

自民党の総裁選に出馬しなかった小泉前首相。

その判断は正しかったのですが、今度は『懐刀』の離反。

この方は相当なる実力者。

そういう人が辞表を出す、ということは、、、

政治の世界は独特。

『志』が一番大事ですが、それだけではやっていけない世界。

いったん、権力のトップを目指そうと思えば、奇麗事ばかりではやっていけないのは当然。

時には『独善的』と言われようが、パワープレーで押し進めるようなところがあってもしょうがない、と。

その時、批判を受けようが、『国家百年の計』という長い射程の中でなされたことなら、むしろ全体の利益になるもの。

先が見える人と目先の事しか見えない人。

いつの時代にも、このニ者は存在し、

前者の数は圧倒的に少ない。

今はマスコミを上手く使えないと駄目な時代。

我慢してでもマスコミと上手くつきあい、己の志を全うする。

それができる政治家がどれだけいるのだろうか?

福田氏が次期総理大臣になる可能性が高くなってきました。

このタイミングを、手ぐすね引いて待っていたと思うと、

彼の『品の無い権力志向』が垣間見え、

正直、げんなりしてしまいます。

いずれにせよ、次の内閣はそう長くはないものと思われます。

諸外国から『どうせ日本の首相はたいしたことないから、皇室だけ気を使ってればいい』

そう思われて数十年。

これでは日本の国際的な地位の向上など、いつまで経っても期待できません。

実際、子供達に接してて感じるのは

『夢が無い』ということ。

そういう世の中を作ったのは誰ですか?

せめて担当する生徒には、根拠が無い自信であっても、

『夢』を持てる、語れる人間になって欲しい、と思います。

『夢』が無ければ、向上心はおきないもの。

今の自分に足りないもの、それを正確に認識して、上を目指そうとする気持ち、

大切なことだと思います。

全国一斉学力テスト 足立区教委が事前に問題配布

学力テスト 足立区教委が問題配布 校長会で1カ月前

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070911-00000015-maip-soci


テストが行われる以前から、噂されていた問題漏洩。

東京都23区で最低の学力レベル

そこから、どうしても脱却したかったのでしょう。

どのような手段を使ってでも。

この 斎藤幸枝 教育長、

いったいどういう神経をしているのか。

頭の中を覗いてみたい、

いや、

その価値すらありません。

今回の足立区の例など氷山の一角に思えてきました。

そもそも、今回の全国一斉学力テストは成績の公表するのをどうしても嫌がる学校や地域がたくさんあり、その時点でこの種の不正は予測されていました。

学校の、地域の学力レベルが低いからどうしたというのか。

現状を正確に認識して、何か具体的な対策を練っていく、

それがあるべき姿なのではないか。

怒りもため息も通り越して、あきれるしかありません。

こういう大人が教育に携わっているなど、、、

いつまでたっても明るい未来などありはしません。

もっと、もっと、真剣に、

子供達の為に何ができるのか。

考えていかないといけないと思います。

事前に問題を教えることが子供達の為?

胸に手をあてて考えてみて欲しいのです。

あなたがやっていることは、保身ではないのですか?

区の教育長の集まりで『今回も足立区は23位でした』というデータを見るのが嫌だっただけではないですか?

マスコミから『今回の結果を受けて、どう思われますか?』と聞かれるのが嫌だったのではないですか?

こういう方が教育長ですから、足立区も不幸としか言いようがありません。

全国一斉学力テスト

これで明らかになったもの。

それは 『教育関係者の堕落』 だけだった。

そういう結末だけは勘弁して頂きたいと思います。

マルクス・アウレリウスの言葉

最近文庫で発売された、塩野七生著『ローマ人の物語』第29巻から、哲人皇帝と呼ばれた、マルクス・アウレリウスの言葉を抜粋。


『人間が公正で善良でありうるかなどと、果てしない議論を続けることは許されない。公正に善良に行動すること、のみが求められているときがきている』


今の日本の政治家の方々に、

何度も何度も噛み締めていただきたい言葉だと思いました。


ローマ人の物語 (29) 終わりの始まり(上) (新潮文庫)

ローマ人の物語 (29) 終わりの始まり(上) (新潮文庫)

<妊婦搬送>大阪でも19病院拒否、自宅で出産

大阪でも19病院拒否、自宅で出産 06年7月

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070907-00000136-mai-soci


この厳しい現実。

安心して子供を産める仕組みづくり。

大切なことだと思います。

関連して、、、

9/7 朝日新聞より抜粋

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『妊婦搬送にドクターヘリ』

医師を乗せて救急患者を運ぶ「ドクターヘリ」。交通事故など、けが人の搬送はもちろん、妊婦の受け入れ先が見つからないケースが相次ぐなど、周産期医療の不安が高まる中、搬送地域を広げる手段として期待されている。全国の自治体に整備するため、6月には特別措置法も成立した。<ドクターヘリ特措法>

ヘリコプター導入の際、国が費用の2分の1を補助するほか、民間からの基金を利用できる。ただ、一基で年間2億円程度の運航費用がかかる為、導入に二の足を踏む自治体が多い。施行後3年を目途に、公的医療保険の適用など、広く負担を求める仕組みを検討することも明記された。

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この高額な運航費用。

小さな自治体では、それこそ清水の舞台。

複数の市や町や村が共同して、というかたちも。

私の記憶が正しければ、

近畿地方にそういう連携の話があったような、、、

上記新聞記事の最後には、

医師不足が深刻な東北地方をモデルに、周産期医療の搬送ネットワークをつくり、そこにヘリコプターを活用できないか検討する予定だ。』

とあります。

前日のブログで秩父市の医師の卵への奨学金の例を紹介しましたが、地元に医者が常駐してくれれば、4600万円など安いもの。(条件つきで、この奨学金の全額が自治体負担となります。)

本当に、現状は深刻なのです。

都市部と地方の格差。

『不便だとわかっているなら、はじめから田舎は住むな。』

正直、そう思っている人も多いのでは?

都会の論理と違う世界があることを、もっとたくさんの人が知って欲しい。

そう思います。


【参考】

出産難民とは?

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%87%BA%E7%94%A3%E9%9B%A3%E6%B0%91


周産期死亡率

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%91%A8%E7%94%A3%E6%9C%9F%E6%AD%BB%E4%BA%A1%E7%8E%87

救急搬送妊婦の2割、最初の病院で拒否

救急搬送妊婦の2割、最初の病院で拒否…千葉市

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070905-00000013-yom-soci


何の為の病院なのか。

何の為の救急車なのか。

今はどの病院でも『面倒なのは勘弁』という時代。

救急車に乗っても、急患を受け入れてくれる病院が無い。

病院側も必死で断ります。

『ウチにはその施設が無い』

『担当するドクターがいない』

これらは単に『責任逃れ』なのでは。

無理やり急患を受け入れて、結果、死亡してしまった場合、

病院の責任が追求されたらかないませんよ、と。

患者と病院と。

この2者の関係、もっと真剣に議論しないとマズイような気がします。

医者とて神様ではありません。

総合病院だから安心、ということでもありません。

人の命は、尊いものですが、運悪く命を落とすこともあります。

それを『医療ミスだ! 裁判だ!』とはじまるから、

病院側も慎重になる、と。

『救えたかもしれない命』

それを病院側の都合で、、、


立場が変われば、考え方も変わる。

大野病院の件も含め、難しい問題だと思います。



【参考】

大野病院事故報告書

http://www.dd.iij4u.or.jp/~ssd/oono/oonohpgyne.html

企業年金、124万人が未請求

企業年金、124万人が未請求…加入1か月以上に受給資格

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070905-00000015-yom-soci


国民年金の件で社会保険庁が叩かれていますが、厚生年金基金も実体は変わりはしない、と。

以前にブログでも書きましたが、人の人生を数十年にわたってトレースし続けるのは、ちょっと考えただけでも不可能に近いと思います。

国民オール背番号制を強制的に導入してもムリだと思います。

年金や各種保険、これらは『相互扶助』の考え方に基づいています。

加入者が減れば、運用状況が悪化するのは当然。

もう、これら制度はとっくに限界を迎えています。

これだけ少子化が進むと、『相互扶助』という奇麗事は言ってられなくなります。

年金も、健康保険も、生命保険も、支える側の数が少なければ、、、

かといって、そうそう掛け金はあげられない。

維持するためには、どんどん加入者を増やしていかないと、立ち行かない。

こうなると『ネズミ講

赤字の部分は最終的には国で負担。

もう、思った程の歳入など期待できない時代なのに。

国の予算では赤字国債をたくさん発行する予定。

面倒くさい問題は全て先送りしているのでは?

小さい頃から勉強なら誰にも負けたことの無い、という人達が作ったこれらの政策。

どうか国民に、この先の明るい未来を感じさせていただきたい、そう思います。

<中央教育審議会>「武道」必修化

中央教育審議会>「武道」必修化を大筋了承

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070904-00000075-mai-pol


私が中学時代、剣道も柔道も普通にやっていました。

高校時代は剣道と柔道のどちらかを選択する、と。

それから考えるとわざわざ『必修』とする必要があるのかと思ってしまうのですが。

『必修化になると教える方が教えられないから、できればやりたくない』

そんな現場の先生方の声が聞こえてきそうです。

できない

やりたくない

未熟なままでは教えられない

そういう、やる気も無く、余計なプライドが邪魔する方、

今すぐ教員は辞め、

幼稚園から人生やり直した方がご自分の為だと思います

教師だって、初めは皆、初心者。

どんどん経験を積んで、立派な教師となっていくというのに、

初めから逃げ腰では、、、

そんな姿勢で、子供に物事を教えるなど、話になりません。

さらに記事を読んでいくと、

愛国心』の記載がマズイ?

教育目標に『愛国心』を記載されると、国の右翼化を招く。

などと本気で考えている大人がいるとすれば、

その人は『自分で物事を考えられない人』だと思います。

このワンステップ思考というか、短絡的というか、、、

もう一度、小学生から入り直した方がいいと思います。

文科省が公表した来年度予算の概算要求〜』

予算5000万計上?

随分、中途半端な予算。

これでも文科省の役人に言わせれば

『効果がわからないものに5000万つけたんだ。よくやったと褒めてくれ』

国や現場の先生方、

『今の子供たちに何が必要なのか?』

もっと本気で考えて欲しいと思います。